じゅんたチェス通信 大会で内容面の目標を持とう こんにちは! 今回のテーマは「大会では内容面の目標を持とう」です。 大会で結果だけを目標にしがちな方には、特に参考になる内容かもしれません。 私もこのメールが送られる2日後、4月17日(木)から21日(月)までFIDE(国際公式)戦の9回戦の大会に参加するので、自戒のためにも今回はこのテーマにしました。 大会の時、あなたは目標を持って臨みますか? 多くの人は、結果の面で何らかの目標を持つと思います。 優勝したい 勝率イーブン以上で終わりたい レーティングを20以上上げたい... 目標を持つとモチベになりますし、人によってはパフォーマンスを発揮できるような起爆剤となるかもしれません。 結果面での目標を持つことは決して悪いことではありません。 しかし今回は、 結果面での目標を持つと抱えるリスク なぜ内容面での目標も持つのが大事か について話します。 結果面の目標しかない時のリスク 1対1の勝負の世界では、全力を尽くして会心のチェスを指してもうまくいかないこともあります。 当たった相手がさらに上手く指した...
16 days ago • 1 min read
じゅんたチェス通信 持ち時間の長い試合を指そう こんにちは! 今回のテーマは「持ち時間の長い試合を指そう」です。 「あと10秒あれば勝てたのに...」 「勝ってるのに、時間がないせいでミスをするのが悔しい...」 こんな経験はありませんか? 普段、早指しばかりやっている方は特に要チェックです。 メルマガ1通目、「本気度の試合を指そう」ともつながりがあります。 チェスの上達を目指しているのなら、持ち時間の長い試合を指すのは大事です。 そういう試合ほど じっくり考えられる分、試合の質が高い 局面によってどれだけ時間を使うかというスキルも磨ける 中盤や終盤でも考える時間があるので全フェーズの経験値を着実に積める 序盤から1手1手集中して考えて指すので、1人で研究するより遥かに理解を深めやすい など、利点が多いです。 チェス上達の本質 あなたのチェスのレベルがどんなものでも、優先したいのは手の「質」を上げることです。どんな局面でも、以前より強い手を指せるようになったらチェスが成長していると言えるでしょう。 チェスをやっていく中で、この本質を意外と忘れがちです。...
22 days ago • 1 min read
本気度の高い試合を指そう こんにちは!1通目のメルマガです。登録していただいてありがとうございます。競技歴25年以上のインターナショナルマスター、池田惇多(じゅんた)が読者の力となれるようなチェスの上達法や実践的なアドバイスをメールで定期的にお届けします。 今回伝えたいテーマは「本気度の高い試合を指そう」です。 いくつかの配信で「最近、この言葉を使うのが多いな」と感じたのでこちらでまとめようと思いました。 チェスの上達を目指す中でもちろん、実戦は欠かせません。 いくら 動画を観ても 本を読んでも 問題を解いても、 試合をしなければそのインプットや練習を実力につなげにくいです。 その中でも、本気度の高い試合が特に大事です。 真剣勝負ほど、 実力がはっきり出る 相手も本気なので試合の質も高い 不安や緊張との向き合い方も鍛えられる 学んでいた定跡やプランを試す甲斐がある など、利点が多いです。 この文章を読んでいるあなたは、 オンラインチェスの経験しかない方、もしくは OTB(Over the board、対面)チェスの経験もある方かと思います。...
29 days ago • 1 min read