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上達を目指しているプレイヤーや愛好家、200人近くにトレーニング法、実戦のノウハウや25年以上の経験から学んだことなど、チェスについてのメールをお届けしています
こんにちは! 明日、7月20日は「国際チェスデー」。 1924年にパリで国際チェス連盟(FIDE)が設立されたことを記念して制定されたこの日は、世界中のプレイヤーや愛好家が1つとなる特別な日です。 国際チェスデーにちなんで今日は特別なお知らせがあるのですが、まずはいつも読んでいただいている皆さんに、私のチェス人生について話します。 チェス人生 私がチェスを始めたのは27年前、1998年のことでした。 今は10歳のIMがいるような時代ですが、私はチェスを始めたのが6~7歳で、10歳になった時もオーストラリアの国内レートは600台だったので、だいぶスロースターターでした(なんでもそうかもしれません)。 しかし、チェスがとにかく楽しくて、時間があればチェスの本を読み、毎週、チェスクラブで試合をしていました。 家で家族と指すことから始め、 学校のチェスクラブ 地域のジュニアクラブ 学校対抗戦 ジュニア大会 大人も参加するクラブや大会 へとチェスを始めての数年でステップアップしていきました。...
こんにちは! 今回は重要ながら、チェス界であまり扱われていないテーマについて。 相手の手番の時って、何をどう考えるべき? 20年以上の付き合いがある、3人のグランドマスターに聞いてみました(拙訳)。 モルトン(オーストラリア)[ウィキペディア、ユーチューブ] イアン・ロジャーズ(オーストラリア)[ウィキペディア、X] レイモンド・ソング(台湾、元オーストラリア)[ウィキペディア、インスタグラム] 今回はOTB、対面のチェス(それもクラシカルという持ち時間の長い試合)においての話ですが、オンライン編も書こうと思います。 1. 相手の手番の時に何を考えるべきか・どう考えるべきかについて、何かアドバイスはありますか?あなた自身、どんなアプローチを取ってきましたか? モルトン:局面にもよるが、私は相手の1番強い手が何かを考えようとする。考えておけば、指されて驚くことはない。そして、白黒ともに、指してしまいそうなミスは何かも考える。この後者にいたってはなんでそうするのか分からないが、私の習慣の1つだ。...
皆さん、こんばんは! ついにこの日が来ました。 3月から構成、実践例、スクリプト、撮影、編集、PDF作り、サイト作り...チャンネルの動画作成も止め、ゆうに200時間は取り組んできた気がします。 『チェスの振り返り:完全ガイド』、いよいよ公開されました。 マスターによるチェスのビデオコースは、日本語では初めてのものになります。 私のチェス人生で、効果的な振り返りについて学んだことをまとめました。あなたやあなたのようなプレイヤーのチェスにとって、このガイドがどれほどの力となるか見るのを、楽しみにしています。 私が10代や20代の時、チェス人生のもっと早い段階でほしかったと思うノウハウやスキルが、このガイドに詰まっています。 もしあなたが 実戦や練習をこなしているのに、伸び悩んでいる 振り返りに興味があるけど、どうやればいいか分からない 振り返りを自分なりにやってみたけど、学べている気がしない 頑張っているのに、成長が感じられなくて悩んでいる なら、このガイドが力になれるはずです。 このガイドは何?...