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上達を目指しているプレイヤーや愛好家、250人にトレーニング法、実戦のノウハウや25年以上の経験から学んだことなど、チェスについてのメールをお届けしています。
「迷ったら、より面白い方の手を選ぶ」 これは、最近の大会での2つ目の目標でした(1つ目の目標については先週書きました)。 この言葉、しっくりきますか? こない、という方もいると思います。正直に言うと、かなり曖昧に聞こえる言葉です。でも私にとっては、何を意味しているのか非常にはっきりしています。なので、これを筋道立てて説明してみます。あなたのチェスにも役立つかもしれません。 「面白い手」とは何か 複数の選択肢があって、どれを指すべきか迷ったとき、私は次のような変化や局面につながる手を選ぼうとします。 ワクワクする、興味を惹かれる、あるいは少し怖いと感じる変化や局面 一般的に、よりオープンで、柔軟で、ダイナミックな局面 これに対して、避けたいのは次のような手です。 双方の可能性・選択肢を狭めてしまう手 受け身すぎる手 これまで何度も指してきたような変化や局面に進む手 ワクワクしない手 「指したらどんな感じだろう」という興味が湧かない手...
週末、地元のFIDE戦に出場し、トップシードとして6戦6勝で優勝することができました。楽な大会ではなく、客観的に見て負けている局面も3局ありました。 結果 | Lichessで対局を見る 5回戦前。撮影: Forty Studio 世界一周から帰ってきた旅人のように、OTB大会のあとはいつも書きたいことで頭がいっぱいになります。今回は、大会前に何が起きていたかについて書きます。 決断 大会前はこんなポストをしていました。 今週末、地元のFIDE戦に出場することにしました。4月以来の大会。ビデオコースの制作でずっと忙しくて、あまり練習できていなかったので、出場を見送ろうかとも思っていました。でも、「怖いから」という理由だけで出場をやめるくらいなら、出た方がいい。人生は短かすぎる。 「まあ、それでいいんだ」というマインドセット 今回の大会に向けて、自分のコンディションが万全ではないかもしれないと分かっていたとき、私はこう考えました。 「もしかしたら、勝敗を分けるようなミスをするかもしれない。それでいい。ただ、一手一手、自分のベストを尽くすことに集中しよう」...
「これまでいろんな女性とデートのようなことをしてきたが」とその男はそう言った。 「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 村上春樹の新作小説『夏帆─The Tale of KAHO─』(新潮社)は、この一文から始まります。 夏帆は絵本を描いている、ごく普通の若い女性です。ブラインドデートに出かけた彼女は、こんな残酷な言葉を浴びせられます。 でも彼女は、怒ったり傷ついたりしてその場を立ち去ったりはしません。一瞬その考えがよぎったとしても。彼女はむしろ興味を持ちます。なぜこの人はこんなことを言うのだろうと、その侮辱を頭の中で転がしてみるのです。本当に私はそんなに不細工なんだろうか? 彼は次に何を言うつもりなんだろう? 見知らぬ人から投げつけられた、これまでで一番心ない言葉を、彼女は理解する価値のあるパズルとして扱うのです。 踏んだり蹴ったり チェスで負けたとき、それはまるで侮辱のように感じられることがあります。...