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上達を目指しているプレイヤーや愛好家、250人にトレーニング法、実戦のノウハウや25年以上の経験から学んだことなど、チェスについてのメールをお届けしています。
多くのチェスプレイヤーには、避けている分野があります。 多くの場合、意識してそこから目を逸らしているわけではないのですが、なぜかいつまで経ってもきちんと向き合わないままになっています。たまに勉強してみては、自分を褒めてあげて、実戦でそういった局面にならないとホッとする。そんな感じです。 ここで示したいのは、その分野は、実際にそこにたどり着いたときだけの問題ではない、ということです。それは、自分では自由に指しているつもりの、その20手前からすでにあなたに影響を与えているのです。 3月、私はドヴォレツキーとユスポフの「School of Future Champions」シリーズ第3巻、Secrets of Endgame Technique(終盤テクニックの秘密)を読んでいました。ドヴォレツキーは、多くのグランドマスターやマスターを育てた、世界的に有名なトレーナーです。まだ彼の本を読んだことがないなら(上級者向け)、その本は「良い意味で」厳しい本です。正確に考えること、そして自分のチェスで実際に何が起きているのかを振り返ることを、鍛えてくれます。...
去年、チェス界の元祖ポッドキャスター、ベン・ジョンソンさんのパペチュアル・チェス・ポッドキャストにゲストとして出演し、こんな質問をされました。 「アマチュアのプレイヤーがよく犯すミスは何ですか?」 私はそのとき3つ挙げました。今回はその1つ目を掘り下げます。これは、他の努力を台無しにしかねないミスだからです。 ミス1: 大会の対局数が足りない まず、対面(OTB、オーバー・ザ・ボードとも言います)での対局で上達したいなら、対面を実際に指すことに勝るものはありません。 時計の数字が1秒1秒減る中、対局の行方が次の一手にかかっていると分かっている、あの感覚は、どれだけ勉強しても再現できません。それこそが、すべてのトレーニングの目的地であり、自分の盲点が実際に星取り表に響いてくる場所です。 本もパズルも動画も役に立ちます。でも、それらを実際の対局と結びつけなければ、理解は抽象的なままです。それは、教科書だけでボールの蹴り方を学ぶようなものです。 対面の対局があなたを一段階引き上げてくれる理由は2つあります。 1. 真剣勝負だから...
「迷ったら、より面白い方の手を選ぶ」 これは、最近の大会での2つ目の目標でした(1つ目の目標については先週書きました)。 この言葉、しっくりきますか? こない、という方もいると思います。正直に言うと、かなり曖昧に聞こえる言葉です。でも私にとっては、何を意味しているのか非常にはっきりしています。なので、これを筋道立てて説明してみます。あなたのチェスにも役立つかもしれません。 「面白い手」とは何か 複数の選択肢があって、どれを指すべきか迷ったとき、私は次のような変化や局面につながる手を選ぼうとします。 ワクワクする、興味を惹かれる、あるいは少し怖いと感じる変化や局面 一般的に、よりオープンで、柔軟で、ダイナミックな局面 これに対して、避けたいのは次のような手です。 双方の可能性・選択肢を狭めてしまう手 受け身すぎる手 これまで何度も指してきたような変化や局面に進む手 ワクワクしない手 「指したらどんな感じだろう」という興味が湧かない手...